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コイン(1)アメリカコイン



更新日2016年01月25日

[コイン]
  最近コインその物のコレクションの様になってきている。こちらで少しずつ整理して、ご紹介と、自慢をしたいと思っている。 以下アメリカ合衆国のコインである。


[小型一般通貨]
  ハーフダラーより下(?)のコインである。アメリカ通貨の面白いところは小さいコインはやたら小さい。ダイム等よくあのデカイアメリカ人が扱えると思ってしまう大きさである。
下図左からクォーター、ニッケル、ダイム、ペニー
クォーターはその名の通り1/4ドル。つまり25セント。初代大統領ワシントンのフェイスである。日本の感覚で言うと100円玉って;感じ?Φ24.3mm。
ニッケル。5セント。第3代大統領ジェファーソンのフェイス。何故ニッケルと呼ぶのか寡聞にして知らない、どなかたか御存知の方は教えて頂きたい。Φ21.2mm。

(2006/12/29追記:こうして書いていたところisamuさんからメールを頂いた。5セントの材質はニッケルです。との事であった。現在では全て白銅(ニッケルと銅の合金)でり、ニッケル(5セント貨)だけが磁石に付く等と言う事はないのは周知の事実である。ところがこのisamuさんのメールをきっかけにWikipediaにて検索してみるとなるほど・・・以下の様な記載があった
アメリカ合衆国の5セント硬貨は「ニッケル」という通称で呼ばれている。純ニッケルも硬貨の材料として用いられた。それはニッケルが特殊鋼や薬莢の材料の白銅の原料として重要であるため国家が備蓄し硬貨として通用させていたからである。もちろん戦争の直前には紙の通貨に引き換えてしまう。
 
 と言うことで何となく納得。解決のきっかけとなったメールを頂いたisamu氏に心より感謝する。伺うところマジック関連以外でオールドコインを利用してのレザー関連のお仕事からとの事であった。このぺーじはマジック関連以外の方のアクセスが多いのかもしれない。

●ダイム10セント。第26代大統領セオドア・ルーズベルトのフェイス。なぜか5セントより、ペニーよりも小さいの。Φ17.9mm。
ペニー。1セント。第16代大統領リンカーンのフェイス。これだけが銅貨である。Φ19mm。


[ハーフダラー]
 同じ50セントコインであるが時代によってちと呼び名がちがう。
●ケネディーハーフ(シルバー、50%シルバー、サンドイッチコイン)
●フランクリンコイン
●ウォーキングリバティー
●バーバー
●リバティーキャップ

2003年の現在でもこのデザインで発行されている。第35代大統領J・F・ケネディーのデザイン。

1971年以降は、サンドイッチコインと呼ばれる白銅コイン。即ち、銅とニッケルの合金で銅貨を覆っている。
1965年から1970年までは50%シルバー
1964年は所謂純銀である。Φ30.6mm
それ以前のコインはすべて純銀。

個人的には意外に好きなフランクリンコイン
フランクリンとリバティーベルがデザインされている。1948年から1963年まで発行される。Φ30.6mm

 

今やなぜか大人気のウォーキングリバティー
昔はこんなコイン、超マニアでも滅多に使わなかったのにね。
1916年から1947年まで発行される。簡単に言えば戦前のコインってことですね。Φ30.6mm

マニア人気のバーバー・ヘッド。または単に、バーバーと呼ばれるコイン。このコインのデザイナーがCharles E Barberと言う人。Φ30.6mm

 

バーバーコインよりさらに古い50セント銀貨。
シーテッドリバティー
(高い)Φ30.6mm

さらに一つ前のリバティーキャップ。(キャップトバスト)
少しだけ大きいところが個人的には今お気に入りである。
 
1821年だよ。文政4年!Φ32.0mm→

左から1840年のシーティッドリバティー
1839年のリバティーキャップ
1838年のリバナィーキャップ
1837年のリバティーキャップ
1836年のリバティーキャップ
即ち同じリバナィーキャップでも1836年〜1839年の間の3年間はΦ30.6mm
それ以前はΦ32.0mm

それ以前のドロップトバスト、フローリンヘアーなどは勿論持っていない。
偽物はどっかに転がっていた。(^^;)


[ワンダラー]
 その名の通り1ドルコイン。これも時代によってちと呼び名がちがう。

●サカジャウェア
●アンソニー
●アイゼンハワー
●ピース
●モルガン

2000年以降のワンダラーコイン。開拓時代のインディアン族出身の通訳女性のサカジャウェアがデザインされている。Φ26.4mm。銅貨を銅、亜鉛、マグネシウム、ニッケルの合金で覆っている。

1979年から1999年まで発行されたアンソニーコイン。女性開放運動の元祖。スーザン・アンソニーがデザインされている。実用的なワンダラーとして登場したようであるが、実際にはクォーターと紛らわしいとして不評であったようである。銅貨を白銅でコートしている。Φ26.5mm

 

第34代大統領アイゼンハワーがデザインされたコイン。1971年から1974年まで発行。1975年には発行されていない。1976年は建国200年の特殊デザイン。1977年から1978年まで発行。白銅コートの銅貨で発行されている。Φ38.1mm

デザイン的に小生の好きなピースコイン
何故ピースと呼ばれているかは不明である。

と書いていたところある方からご教示頂けた。
第一次世界大戦後にアメリカ・コイン協会が永久平和の時代を記念するためにと提案して採用された。との事であります。

1921年から1935年まで発行されている。1936年から1970年までは1ドルコインが無かった事となります。26.73gΦ38.1mm
 

お馴染みと言うか有名なモルガンダラー。デザイナーがGeorge.. T .Morganと言う人。26.73gΦ38.1mm
1921年まで製造されている。つまり1921年はピースとモルガンと両方存在しているはずである。

 


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