コイン(1)

アメリカのコインに関して

コイン(2)

英国コインの関して

コイン(3)

チャイニーズコイン

 コイン(4)

第4のコインに関して 




コイン(2)英国のコイン


 

                更新日2016年01月25日

[コイン]    コインのご紹介と自慢の続き。今回はイギリスのコインを中心に。


 

[イギリス] イギリス、英国連邦のコインは、そのまま王室の歴史となる。
歴史が古いだけにいくらでも古いコインが存在する。

 

ハノーヴァ朝
王、女王 在位期間

英国史

ジョージ1世
ジョージ2世
ジョージ3世
ジョージ4世
ウィリアム4世
ビクトリア女王
1714-1727
1727-1760
1760-1820
1820-1830
1830-1837
1837-1901
1769年 ジェームズ・ワット蒸気機関 −産業革命−
1775年 アメリカ独立戦争(〜1785年)
1801年 アイルランド併合
1812年 英米戦争(〜1814年)
1815年 ワーテルローの戦い(ナポレオン戦争終結)
1840年 アヘン戦争
1851年 第1回万国博覧会をハイドパークで開催
1854年 クリミア戦争参戦(〜1856年)

 

 

 

ジョージ3世(1760-1820)

●1817年のハーフクラウン2枚
デザインが違うのが何故かはよく分からない。不思議である。
御存知の方是非ご教示を。
●裏面⇒
●1806年
ペニー銅貨
車輪銭と呼ばれる大きくて分厚いコイン。マジックに向きません。
面白いのは以下に述べる裏面のブリタニアの向きが逆であること。

 

ジョージ4世(1820-1830)

●よい状態のコインが手元にありません。(^^;)
少しましなコインを入手。(2008/12/16)
ジョージ4世のハーフクラウンと思われるコイン。
1826年。


ウイリアム四世(1830-1837)

●1831年の1ペニー(左)

車輪銭。ビクトリア以降のペニー銅貨と比較して少し大きく、この写真では分らないが、やたら厚い。(マジックには適さない)
 

ペニー銅貨の裏面のデザインに関してはある方からメールを頂き教えて頂いた。

女神像は「ブリタニア」(Britannia)と呼ばれるGreat Britain または British Empire(つまり英国または大英帝国)を象徴する女性像です(「ブリタニア」自体はローマ時代のブリテン島の呼び名です。)現在も本の表紙などあちこちでお目にかかることができます。
コインに関して言えば、『オックスフォード英語辞典』に次のような用例が載っていました。
1864 N. & Q. Ser. iii. V. 37/1 The earliest coin with the figure of Britannia is a copper half penny of 1672(ブリタニアの絵がついた最古のコイン1672年の半ペニー銅貨である。)

とのことでした。改めて感謝申しあげます。

 

 

 

●1831年の1ペニー。(裏面)→

 

ビクトリア女王(1837-1901)

●ヤングビトクリア ハーフクラウン
  ●ハーフクラウン 1876年
長年に渡って統治?された女王の場合肖像と言うかプロフィールが数種類ある。
一般にヤングビクトリアと呼ばれるプロフィール。

 

 
  ●ペニー銅貨 1853年
ヤングビクトリアの車輪銭。密かに珍しいのではないかとほくそえんでいる。
    
●ヤングビクトリア 1ペニー  
●1885年ヤングビクトリアペニー。裏面、サイズ、厚みなど現在とほぼおなじ。ところでこの頃のペニー銅貨ってなんでこんなに色が違うのであろうか?
これも是非御存知の方お知らせ願う。
いわゆる燻しと言うやつか?
とりあえず小生の持っているるヤングビクトリアペニーを並べてみた。↓
これほど色合いが年によって違うのが不思議である。
右より1885年、1884年、1882年、1875年、1861年、1860年のペニーである。
すなわち1860年にはもう最近のサイズになっている。

●ヤングビトクリア ハーフクラウンジュベリー
●ハーフクラウン 1888年
一般にジュベリーと呼ばれるプロフィール。冠がついている。
 

小生の持っているペニー銅貨のヤングビクトリアで一番新しいのが1894年であるのでペニーのデザインは次のベイルドビクトリアまで変化がないと思われる。
ベイルドビクトリアで小生の持っている一番古いのが1896年であるのでそのあたりでデザインチェンジであろう。

逆に一番大きなクラウン銀貨にはヤングビクトリアとジュベリーの間にゴシックと言われるデザインが存在する。ハーフクラウンには存在しないようである。

 

 

 

 

 

 

●ハーフクラウン 1888年(裏面)→

 

●ベールド、ビクトリア ハーフクラウン
●ハーフクラウン 1899年
晩年のプロフィール。
さすがにオールドビクトリアとは言いにくいのでベールを被ったプロフィールでありベールとか、ベールドビクトリアと呼ばれる。

 

 

 

 

 

●ハーフクラウン 1899年(裏面)→

●ワンペニー 1896年
裏面は例によって同じ・・・・

 

ウインザー朝
王、女王 在位期間

英国史

エドワード7世
ジョージ5世
エドワード8世
ジョージ6世
エリザベス2世
1901-1910
1910-1936
1936
1936-1952
1952-現在
1902年 日英同盟
1914年 第一次世界大戦勃発

1939年 第二次世界大戦勃発

 

エドワード7世(1901−1910)

●エドワード7世
●ハーフクラウン 1907年
簡単に言うと右を向いたおじいちゃんがエドワードZ世。
 

 

●ハーフクラウン 1907年裏面(裏面は所謂紋章です)
 

 

 

 

●ワンペニー 1907年: ペニー銅貨の場合裏面はずーと一緒。

 

 

ジョージ5世(1910−1936)

ジョージ5世(1910−1936)
●ハーフクラウン 1921年
左を向いたおじいちゃんがジョージX世。
 

 

 

 

 

 

 

●ハーフクラウン 1921年(裏面)→
   王冠と楯?
 

●ワンペニー 1920年、1929年
1928年からはSmaller Headと呼ばれ顔が少し小さい。

 

エドワード8世(1936)

コインは存在しません。

 

ジョージ6世(1936-1952)

●ジョージ6世
●ハーフクラウン 1937年
若いおにいちゃんがジョージY世。
 

 

 

 

 

 

●ハーフクラウン 1937年裏面→

 

 

 

●1ペニー 1946年

 

 

 

エリザベス2世(1952-現在)

エリザベス2世
●ハーフクラウン 1961年
お馴染みのプロフィール、もうこのまま最後までこのプロフィールでしょうね。
 

 

 

 

 

 

●ワンペニー 1967年→
御存知のこのコインは1970年が最後です。以後は作られていません。 




 

[オーストラリア] 御存知カンガルーペニーコイン等。
●ワンペニー

ジョージ5世のペニーで独特のデザインである。

●ワンペニー

1938年〜1952年がジョージ6世、

1953年〜1964年がエリザベス2世である。肖像面は英国と同一。
 

 

●まだ5枚しか集まっていない。1964年のカンガルーペニーコイン。
64年のハーフ使って自慢している人に。「64年のコインを使っているのですね、私も64年のコインを使っているんですよ・・・・・・」と言って見せるのが楽しい。その為に集めているのだがまだ5枚だけである。


[ニュージーランド] 偶然みつけた
●ワンペニー

エリマキミツスイと言う鳥らしい。
調べてみると1940年〜1952年がジョージ6世、1953年〜1965年がエリザベス2世である。即ち64年ペニーがあるのだが小生は持っていない。


 

 


[アイリッシュ・ペニー] アイルランドのペニーコイン
●ワンペニー

表に孔雀?
裏にハープの絵の入ったコイン。
何と云う事のない銅貨なのであるが日テレの特番で来日したブルース・サーボンが使っていたのが大変印象的であった。


その他:メキシコのセンタボはまたの機会にと言うことで。 
このページ作成にあたって英国ファンのページを参考にさせて頂きました。感謝いたします。

 コイン(1)

アメリカのコインに関して

コイン(2)

英国コインの関して

コイン(3)

チャイニーズコイン

 コイン(4)

第4のコインに関して 

home  back