第2回アンケート集計結果

最終更新2001年7月6日

調子に乗って再度アンケートをしてしまいました。

NTV系マスクマジシャンの番組放映後のデーターです。

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結果的に議論が盛り上がった後であるのと、実際の放映を見て一種の『期待外れ』だった所もあるのか、
集計数が49例と半減してしまいました。

質問は以下の問題でした。

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1:今回放映の『噂の覆面マジシャンが禁断のトリック大暴露』は見ましたか?

 A:見た
 B:一部見た
 C:見ていない

2:この番組『噂の覆面マジシャンが禁断のトリック大暴露』は許されないと思うか?

 A:許されない
 B:とちらかと言うと許されない
 C:どちらでもない
 D:どちらかと言うと許される
 E:許される。

3:テレビでの種明かし全般は許されないと思うか?

 A:許されない
 B:とちらかと言うと許されない
 C:どちらでもない
 D:どちらかと言うと許される
 E:許される。

4:テレビでの種明かしとして純粋な自分のオリジナル作品、或いは許可を得た他人の作品を種明かしするとしたら許されないと思うか?

 A:許されない
 B:とちらかと言うと許されない
 C:どちらでもない
 D:どちらかと言うと許される
 E:許される。

5:ごく一般論的に一般人への種明かしは許されないと思うか?

 A:許されない
 B:とちらかと言うと許されない
 C:どちらでもない
 D:どちらかと言うと許される
 E:許される。

6:何か御意見がありましたら御聞かせください。
 また、その内容を公表してもいいかどうかお知らせ下さい。
 公表段階では原則として匿名で公表の予定です。

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例によってローデーターを提示します。 エクセルはこちらで。

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15
16 B A A B A
17 C A C E C
18 A A A C C
19 A A A A A
20 A A B B B
21 A B C C A
22 A A B C B
23 B A A A A
24 A A B D B
25 A A C A C
26 A A A A A
27 B B B C D
28 A A B D A
29 A A A A A
30 A E C C C
31 A B B C C
32 C A A A A
33 A  D  D  A B
34 C C B B C
35 A A D D C
36 A A A A A
37 A B B B B
38 A A A A A
39 A A A A A
40 C C B A B
41 A C B B C
42 A B B B B
43 A A A A A
44 C C D C C
45 A D  D B B
46 A B B B C
47 B A A A B
48 C B C A A
49 A C B C B

つまり、グラフ化すると以下の様になりました。

1:今回放映の『噂の覆面マジシャンが禁断のトリック大暴露』は見ましたか?

 A:見た
 B:一部見た
 C:見ていない

 
2:この番組『噂の覆面マジシャンが禁断のトリック大暴露』は許されないと思うか?

 A:許されない
 B:とちらかと言うと許されない
 C:どちらでもない
 D:どちらかと言うと許される
 E:許される。
3:テレビでの種明かし全般は許されないと思うか?

 A:許されない
 B:とちらかと言うと許されない
 C:どちらでもない
 D:どちらかと言うと許される
 E:許される。
4:テレビでの種明かしとして純粋な自分のオリジナル作品、或いは許可を得た他人の作品を種明かしするとしたら許されないと思うか?

 A:許されない
 B:とちらかと言うと許されない
 C:どちらでもない
 D:どちらかと言うと許される
 E:許される。
5:ごく一般論的に一般人への種明かしは許されないと思うか?

 A:許されない
 B:とちらかと言うと許されない
 C:どちらでもない
 D:どちらかと言うと許される
 E:許される。

●端的に許されない派、許される派に・・・・A+B、C、D+E で分類すると・・・以下の様になります。



その他皆様の御意見をランダムに御紹介します。

☆1:今回放映の『噂の覆面マジシャンが禁断のトリック大暴露』は見ましたか?

●A:かなり不愉快なものでした。マスクドより、番組の作り手の姿勢が悪いです。あんなくだらない番組を作っておいて「シンポジュームを開いてくれ」とはふざけるな!と言いたいです。マジックを知らなさすぎます。番組内でのコメントやナレーションもウソだらけです。良心というものが全く感じられません。

B:途中で寝てしまいました。それほど退屈な番組づくりだったように思いますただ最後の方でパート2があるかの様なテロップが流れてびっくりしました。やっぱりか・・・・

☆2:この番組『噂の覆面マジシャンが禁断のトリック大暴露』は許されないと思うか?

●A:どのように好意的に見れば許されるのでしょう?マスクドも天功もテレビに出たいだけじゃないですか。こんな番組はマジックという文化を破壊する暴力です。

●A:昔ながらのイリュージョンにせよ最新イリュージョンにせよ現象は同じ。なら1を知って10を知った気にさせるこの番組は全くもってマジック界の敵!

●A:演じ方が下手なためあんなたどたどしい物なら、公開しても、後悔するのは、本人だけだろうと思う。

B:「タネあかし」もですが以下の点が気になりました
  (1) 「世界中のマジシャンに命を狙われている」など事実に基づかないあおり文句で(訴訟ぐらいはおこされるでしょうけど)マジシャン全体のイメージダウンになるから
  (2) 「タネをみやぶる」というポイントに重点がおかれ、観客に対して大変、挑戦的な演技スタイルである。この番組を見た人は、次にマジックを見る時にも「見破ってやろう」という姿勢でのぞむのでは?

☆3:テレビでの種明かし全般は許されないと思うか?

●A:テレビではマジックの種明かしはやるべきではありません。

B:「マジック」とは基本的に種明かししないものであり、種明かしを前提としているのは、「パズル」「クイズ」「ミステリー」だと思います。マジックの普及、啓蒙という観点からも正当化されないのでは?私自身は、高木先生や、松田道弘さんの本などを読んで「これは演じてみたい」と思ったことは有っても、テレビでの種明かしを見て、そう思ったことは一度もないからです。この他にも、「放送が許されない」理由はいくつでも思いつきますが、放送を正当化する理由は、あまり思い当たりません。

☆4:テレビでの種明かしとして純粋な自分のオリジナル作品、或いは許可を得た他人の作品を種明かしするとしたら許されないと思うか?

●A:オリジナル作品なら、もったいなくて種明かしなどしないだろう?例えマスクドマジシャンにしても、

●C:かなり厳しい制限付きでOKとなります。純粋なオリジナル、つまり原理や現象がまったく今までになく、そのマジックを何処にも売ってない(ビデオ、本、レクチャー、商品にしていない)というのが条件です。

☆5:ごく一般論的に一般人への種明かしは許されないと思うか?

●A:マジックに限らず、エンターテイメントの目的は、「人を喜ばせること」だと考えます。(特に、私はアマチュアですから)人にせがまれて、根負けして種を明かして、がっかりされたことはあっても、喜ばれた経験はありません。観客を失望させるのは、「見た人を楽しませる」目的に反します。だから種明かしは反対です。

●C:知りたい人には、いいのじゃないですか?それも自由。

●C:単に興味本位でタネを聞いてくる相手には許されません。また聞かれもしないのに明かすこともNGです。本人の裁量によりますが、相手がマジックをやりたいと強く意思表示している場合、あまり拒みすぎるのは、良くないこともあります。
しっかり教えられるのなら、TPOによっては明かしてもいいでしょう。私は殆どの場合、デパートのマジック売り場へ行くことを薦めています。

☆6:何か御意見がありましたら御聞かせください。

●意見とは違うかもしれませんが、
 以下、テレビの前での会話。
 私…マジック暦6年のへっぽこアマチュアマジシャン(^_^;)
 妻…マジックは一切しないが、見るのは好き。

 妻「何見てんの?」
 私「んー、マスクかぶったマジシャンが今から種明かししまくるねん」
 妻「えぇ?なんか嫌やなぁ。そんなんしたら夢なくなるやん」
 私「そやなー、手品見る楽しみ減るよなー」
 妻「チャンネル変えて」
 私「いや、けどこれ注目の番組やし…」
 妻「変えて!見るんやったらビデオに撮っておいて私が居いいひん所で見て!」

 種明かしに対して不快感を持つ一般人(マジックしない人)もいるということで…。

●ネタばらしも2種類あると思います。マジックをやりたい人に教えるばらしと、ほんとうに興味本位のねたばらし。
後者は、観客というか視聴者に「ほら、たねを考えてごらん」「こんなこともわかんないの?」とあおり、純粋にマジックを楽しもうというスタンスをぶち壊し何が何でもみやぶってやる!みたいな見方を植え付けませんかね?
例えば、推理小説を読もうと思って買っても誰かがテレビで「この小説の犯人は◎◎ですよ!」とばらしたら、読む気がしないでしょ?
おなじ知的所有権なのにマジックはばらされて小説はばらされないなんて不公平ですね。

●種明かしは絶対に許されない。これには例外がない。
じゃどうして手品を習うんだ。といわれるかもしれない。手品を習ってはいけない。すべて自分で作り出して、実演する。
何から何まで、独自で開発する。誰にも相談せず、誰にも教えず、自己完結あるのみ。手品を、人から習おうなんてもってのほか。
「自分は手品がしたいから、種を教えてください。」そんな虫のよいことは、許されない。人に頼らず、自分で考えなさい。できないのなら、手品などしなくていい。それでいいと思う。これが、一番わかりやすい。はっきりする。ちなみに私は、手品はできないし、今後もしないと思う。

●今回のマスクドマジシャンの番組について言えば,予めマジックの良さを十分に表現していないために,種明かしのインパクトも伝えることができない,効果の低い番組になっていたという印象が残りました。このような番組が午後7時〜9時のスペシャルで放送されること自体が私には驚きです。公表OKです。

●数年前より、骨折した手首のリハビリを兼ねてカードマジックを、ほんのちょっぴりだけ始めました。ごくたまに知人に見せる程度ですが。。。。自分も含め、「手品」を見たいと思っている観客は、あまり居ない気がします。
たとえ種が存在するとわかっていても、「本当の魔法」であるがごとくだまされたい、と観客は願っていると思うのです。だから、種明かしはしないことにしています。

●今回のマスクマジシャンの番組を見て、最近のTVでのマジックの扱いも思い出した時に、私の中でTVでの指導の可否についてもう一つ条件が加わりました。
第1回アンケートで回答した私の考える条件を再掲しますと
(1)「ネタバラシ」は不可。興味本位的なネタの扱いは、不可。
(2)「指導」は以下の条件付きで「どんどん指導すべき」。
(2−1)「指導」を望まない人が視聴する可能性が低い。
(2−2)実演上でのポイントや演出法まで丁寧に指導する。
(2−3)比較的容易に実演可能になる演目を選択する。
これに、以下の条件を追加します。
(2−4)最初の模範演技の時に「見破って下さい」という誘導をしない。
5/29放送「ジャングルTV」で、MAXに対してナポレオンズが指導しました。このとき、模範演技の前に進行役の矢部氏が「見破って下さい」と言っています。この番組を見た当初は「ぎりぎりOKか」と判断したのですが今は「NG」に変わりました。
この「見破って下さい」の一言で「指導」の効果が半減します。秘密がわかってしまったら、純粋に「不思議さ」の効果が半減します。何も知らない状態で演技を見るのは、この1回だけなのです。「まず、不思議さを感じて。演技がどう見えるかじっくり見て。こんな魔法をあなたが起こせたらすてきでしょう?」などと誘導すべきでは?演者がどんな風に細かいところまで気を配っているかはその後の解説でもわかります。
最近、テレビでは「見破れますか?」「タネがわかりますか?」という誘導が数多く見られるような気がします。このアンケートは「種明かし番組」が中心なので深く言及しませんが、「マジックは知恵比べではない」ことを番組製作サイドに周知徹底させるべきなのかもしれません。

●「種明かしをする」という行為は、マジックを演じない人を演じる側に引き込む、という事以外に考えられないと思うのですが。それ以外の種明かしはご法度だと思います。

●大きく分けて、マジックを純粋に「見る側」(見る方がいい人たち、見ているだけでいい人たち)と、マジックを純粋に「見せる側」(プロ、アマ、マニア)の二通りあるかと。
この両者「見る側/見せる側」の純粋の関係においては、いずれの立場にとっても、「種明かし」は両者にとって迷惑なものとなります。
ただ、問題となるのは、「見る側」で好奇心とかタネ破りに惹かれる人たち、「見せようとする側」で何らかの考え方をもって(不特定多数に)「種明かし」をしよう、あるいは、メシの種に「種明かし」を(不特定多数に)見せつけようとする人たち、このような、純粋に「見る側/見せる側」から逸脱した、「見たがる側/見せつける側」が現れてくることです。
そして、マスコミの発達した今日、問題になっているのは、この後者の「見たがる側/見せつける側」関係性の中に前者の「見る側/見せる側」の純粋関係が巻き込まれていることであります。
マジックという特殊な文化は、情報の一部を秘匿あるいは誤導(ミスディレクション)することで成り立つものです。
それが、マスコミ情報洪水時代の中、その渦に巻き込まれ、マジックの特殊性が守秘されなくなってきました。
このマジックの特殊性を回復するには、また今後において維持するには、「マジックをする側(プロアマ不問)」が、あらためて「マジシャンたるもの不特定多数の一般人に種明かしを決してしてはならない」という原則を、同好者として守り合う風土・文化・慣例を築いていくことであります。

●番組は母と一緒に見ました。最初、母は面白がって見ていましたが、最後のネタばらしのない胴切りについて、「どうせこれも何かタネがあるんでしょ」と言ってその後の内容に興味がなくなったようです。この時、種明かしをしてはいけない理由の一つが分かりました。
マジックをしない人は、何かトリックがあると思っていても一方で魔法のようだとどこかで感じていると思います。トリックを明かすと言うことは、この魔法のようだと思う心を完全に奪い去ってしまいます。これによってマジックに興味がなくなる人が増えたとしたらとても悲しいことです。そういった意味も含めて私はテレビでマジックのトリックを明かすことはやめて欲しいと思いました。

●私の基本的な考えは前回とこの番組を見た後でも変わりません私の周りにも何人かの人が見たそうですが「面白くなかった」「がっかりした」という意見が多かったです。

●今回のはマリックさんがやっていたような本を見ればわかるのとは違い、今までステージのイリュージョンを純粋に楽しんでいた人の感動をぶち壊すものであるように思います。やっぱり、日本ではエンターテイメントとしてのマジックがまだ定着していない社会である上、プロマジシャンという立場の人が現在存在している中で、完全に自分のイリュージョンを暴露され困っている人もいると思います。日本テレビには配慮して欲しかったような気がします。それをしてしまっては、マジックの進化うんぬんではなく、返ってマジックというジャンルがすたれていくような気がしました。

●第一弾のアンケートの際にも書きましたが、そもそもマジックにおいて、タネを明かすということは、慎重の上にも慎重にならないといけないと思います。
マジックのタネは無限ではありません(演出は無限かもしれませんが)。新しく生み出される以上に「消費」されてしまうと、「枯渇」してしまいます。マジックという文化は、タネを守っていく文化でもあると思います。

●今回も、前回同様です。純粋に、「オリジナルor許可を得たものなら、公表可」以外は、一切不可。まして、他人のトリックを売るような真似は、「詐欺」に近いもので、犯罪かも知れませんね。

●マスクドマジシャンの番組を見て、テレビというものが、いかに悪いかというのを改めて感じました。
私は多少マジックというものを学んできましたので、番組でウソがあればそれに気付きます。しかし専門外のことでウソがあっても判らないでしょう。それを思えば、今までどれだけテレビに騙されてきているか、考えただけでも恐ろしくなります。
現代の無責任な風潮も、かなりな部分でテレビの影響があるように思います。私のテレビ嫌いもさらに進行してしまいました。

●いつも思っておりますが、TVのマジック番組のほとんどが、冒頭に「ハイライトシーン」を、さも手柄顔に、映画の予告編を見せるが如く、無神経に出しますよね。あれは一種、「タネアカシ以前のグレードの低さ」では無いでしょうか。私は,ほとんどをビデオに撮って見ておりますが、その場面は顔を伏せて耳をふさぎます。また、ダビングする場合はそこをスットバシます。これは、あちこちに投稿したこともありますが、反響の低いのが不思議です。

●マスクドマジシャンが種明かしをして、その後テンコーがその上をいくという10番勝負でテンコーがすべて勝ち、これだけマジックは進化してますよ、という作り方だったら良かったですね。

●この番組について 一番気になったのは、番組を作る側の意図が見えなかったことです。
『噂の覆面マジシャン」に振り回されているだけだなと思いました。ゲストの人たちの役目もよくわかりませんでした。
 そして司会者も種明かしばかり話題にして、「見破りたいだろ?」「さあ見破ってください。」に終始するので、不思議感も楽しさも感じないうちに勝手な結論を押し付けられたので後味がよくありませんでした。
「種を公開してしまったから、今後このマジックを誰かが演じることはできない」という覆面マジシャンの発言は、「種(発想)以外にマジックの魅力はない」と言っているように受け取れて、がっかりもしました。こんな人に「マジックの進化を即すための種明かしだ。」などと言われても・・・。
 最後に、私自身はこれからも変わりなくマジックの楽しさ・不思議さに浸っていくと思っていますが、興味を持ちかけたところでひいてしまったマジシャン希望の男の子と話をした時(今も)「日本テレビのバカヤロー」とは、言いたいです。

●種明かしは大原則しないこと。興味を持って仲間として、手品を続けようかという人には許されると思いますが、単に種がしりたいというだけの人に種明かしをしても何も得るものはない。ただ単にそういうことだったのかということでお終いになり、次への発展がないことが多い。分からないものをそのまま謎にしておく方がお互いのために良い関係が保てるようです。

●マジックに対する興味が「種明かし」の方にばかりいってしまって不思議を楽しめなくなっている気がします。

●magicってそんなに大変な物ですか?答えの出し方に、いろいろな方法があるように、一つの現象に対しても色々な方法があるはずです。答えを出す事によって、自由な 発想が、なくなっていくように思います、誰が、損害をこうむったか?ちょっと考えてみましょう。損をするのは、見ていたあなたではないですか?

●許されていいものではない、2年半程カードマジックだけですがやってて痛感したことが有ります。演じることの難しさです。テクニックを使う使わないに関係なく、とても難しい。そして、使うテクニックの数や難しさますにつれてどんどんむずかしくなっていきます(どんな動きにテクニックを入れるか等)。それに対して、マジックの発展のため、タネをばらして古い物を使えなく新しいものを生み出させる。こんなことではマジックを演じる人がいなくなってしまう。苦労して知ったトリックでもいきなり難しい物では人に見せても「今・・・やってたじゃん」と言われたのでは、すぐマジックから離れていってしまいます。これでは、タネばらし番組は明らかにマジックの発展のためではなく、マジックの衰退のためにしかならない。こんなことが再度起こらせないために徹底的に追求し、全てのチャンネルに警告をしておくべきです。

●アンケートにも記載のように一般論的な種明かしは許されると思いますが,テレビでのマジックに関する取り扱いはひどいものが多いように思います.特にテロップで「さあ,あなたはタネを見破ることが出来ますか?」と出すのは,やめて欲しいです。

●概ね前回書いた事を二重に書いてしまいそうですので、詳細は省略です。
ただ、マスクドマジシャンの特番については、予測していたよりもまともでは?と思いました。
いや、、、実際まともじゃないのですが・・・ポイントは、・種明かしをする → より高度な同じ(近い)現象を種明かし無しで行う
・人体切断では、マジシャンの立場として非常に勉強になった(同じ現象を行う為の進化の過程を垣間見る事が出来た事に対する感動)
・・・くらいか・・・
私はこの世界に入って、まだ日がたたないド素人みたいな物ですが、確かに「種明かし」という行為には嫌気がさします。もちろん、その行為に対して大反発を起こして、少しでもこのような事を減らす運動は良い試みとも思います。
しかし、起こってしまった種明かしについて、過敏過ぎるとも思います。(種明かしされたネタは、もう演じる事が出来ない、、の類)もちろん、タネの種類にもよるのでしょうが、本当に素人相手なら、ちょっとしたミスディレクションやアレンジ等でどうにでもなってしまうと思います。現に、素人さんが覚えてきた「手品」を見せてもらった後、相手が何かやってよ、と言うので、同じタネの手品をちょっとアレンジして行うと、非常に不思議がったりします(内心、同じ事をやってるんだぞぉ〜って思うのですが・・)。例えば、最も簡単な例えとしては、デックをセットして行う手品を見せてもらった後に、こっちはフォールスシャッフル・コントロール等を行ってから、同じ事をやると、「どうやるのか教えて〜」ってなったりします・・・(もちろん、テクニックの類は教えませんが・・・教えようもないし・・・・)
まぁ、ステージマジックはクロースアップと同じようにはいかないのでしょうけど、、、(無知な世界なもんで・・・)


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